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2016年6月21日火曜日

WiMAX2+の規制後の速度は快適? 〜6月編〜


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 昨年(2015年)4月から5月にかけて3日間3 GB制限の厳格運用が始まりました。これについてネット上で炎上し(一部訴訟沙汰)、UQコミュニケーションズは不適切な広告表現の修正、制限後の速度を当初のYouTubeの標準画質を見ることができる程度の速度より速くする旨のプレスリースを発表する事態となりました。

では、この騒動から約1年が経過した現在、WiMAX2+の規制後の速度はどれくらいなのでしょうか。

手元に直近3日間25.08 GB,月間125.58 GB(前日まで)経過した回線(契約先はso-net)をw01に挿し、速度を測ってみたいと思います。
w01の通信量カウンターは130.99 GB
  
クレードルを用い、w01とPCを有線で接続した上で、speedtest.net sumidaサーバーで測定を行いました。
下り平均7.29 Mbsと一般的な利用では快適に使える速度が出ています。上りは若干遅く、DropBox,Onedrive等のオンラインストレージサービスを頻繁に使う場合ストレスを感じる可能性がありますが、動画視聴・ネットサーフィンをメインに使っているユーザーの場合速度制限によるストレスはほぼ感じないと思われます。


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また、YouTubeでの動画視聴においても画質設定を自動にしている場合720pに自動でなり、その上の1080pにあげても途中で止まることなく最後まで視聴できました。(さすがに1440p(2K相当)では途切れ途切れになってしまい快適に再生することはできませんでした。)
ちなみにYouTubeの標準画質は240p及び360p(注1)ですので、UQコミュニケーションズ社の主張通り標準画質を上回る速度は出ていることが分かりました。

tcpmonitor pulsでモニターしながらYouTubeの動画を視聴しても5~10 Mbps(平均すると7Mbs程度)の速度が出ていますので、実測7 Mbpsの定額無制限サービス(注2)と捉えることもできるのかもしれませんね。


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注1 画質 YouTubeヘルプ 
https://support.google.com/youtube/answer/91449?hl=ja
注2 記事公開時点の実測値であり今後変更となる可能性があります。
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